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Product開発

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Product開発におけるEngineering、design、Planningのhow toなどを発信していきます。
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#UX

「色」に機能的役割を持たすために必要なこと

こんにちは。akippaデザイナー横山です。 今回は、先日めでたくリリースした「駐車券機能」について、紆余曲折の開発ヒューマンドラマをお送りする予定にしていたのですが、案の定ニッチな話題に逸れてお送りしております。 最近試行錯誤した過程に価値を与えられていないような気がするので、そういう時こそ過程を晒していこう!という決意表明も兼ねて、元気よく思考を垂れ流していこうと思います! 前置き今回書くのは「UX向上を目的とした機能的側面での色の取り扱いから考える要件仕様の具体例

デザイナーが要件仕様作るってどんな感じ?

前置きデザイナーが要件仕様作るとどうなるのか デザイナーなんだからデザインだけを作りたいんだ! はい、その気持ちよぉくわかります。デザインだけに集中するとアウトプット量もスピードも磨き抜かれるでしょうし、それも魅力的だと思います。 じゃあなんでやっているのかと言うと、要件仕様から考えた方が(私は)楽しいからです^^ デザイナーが要件仕様を作成することは、単なるプロジェクト進行のためのドキュメント化作業ではなく、いろんな利点があると考えています。 デザインの成果物に対する

ノベルティデザインも体験デザインの一部

バレンタインシーズンですね♡ 先週末に子ども達と一緒にチョコクランチの手作りに挑戦しましたが、お菓子というよりどちらかというと鉱物寄りな、ゴツゴツしたものができました。噛むと、モース硬度6はあるんじゃないの?ってぐらい硬い。(※人間の歯の硬度は7です) 自分達だけで食べるつもりだったので、きわめて適当に作ってしまったせいもあると思います。もし誰かに贈るつもりで相手を喜ばせたいという気持ちがあれば、もっと岩石っぽさを控えたものが作れたかもしれません。 とはいえ「チョコレートは

アキッパ、リサーチはじめるってよ

2020年に米国で発表された研究結果によると、人間の脳には移動に喜びを感じる特別な幸福発生回路があるらしいです。 モビリティビジネスに従事するものとしてはドヤ顔で語りまくりたいエビデンスですが、私たちアキッパも、リアルの“あいたい”を世界中でつなぐため、すべての人が移動しやすい世の中を実現すべく、サービスの成長を目指して日々奮闘しております。 アキッパでは「駐車場を予約する」や「個人宅のスペースを駐車場として貸し出す」など、従来の常識を超えた新しい体験を提供していますが、そ

"使いやすい"も"作りやすい"も両方叶う!UI Stackで全員ハッピー♪

全画面のデザインが完了したと思ってたのに「エラー時の画面はどうなりますか?」とエンジニアさんから聞かれて泣いちゃった。UIデザイナーなら誰でも一度はそんな経験をしたことがあるのではないでしょうか。 これがちいかわのエピソードであればかわいいだけなのですが、現実の開発現場では、このような手戻りが発生すると余計な工数増やエンジニアさんの負担にもつながってしまいます。 今回のテーマである UI Stack は、ユーザーが「今どんな状態なのか」「何をすればいいか」などを理解しやす